戸澤左近 土佐光貞画 堯州宗寛賛 蝶画賛蒔絵松木地拭漆藤実香合 共箱(茶道具 漆器 漆芸 合子 木地香合 大徳寺 禅僧 土佐派 トップ 金蒔絵)

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戸澤左近 土佐光貞画 堯州宗寛賛 蝶画賛蒔絵松木地拭漆藤実香合 共箱

商品説明 江戸中期の塗師・戸澤左近(龍叟)作の木地香合です。

仁和寺(大内山)の松を用いた香合で、土佐光貞下絵の蝶、大徳寺379世堯州宗寛の一字「喝」を金や鉛で蒔絵しております。

当代一流の漆工・画人・禅僧が相まみえ、貴顕の喫茶の友として製作されたことが想像されます。

各々の筆の勢いをそのままに瀟洒に蒔絵された、地の木目の緻密さも相俟って傑作に仕上がった逸品です。

◆戸澤左近
江戸中期の塗師。宮中出入りの挽物師で、覚々斎や直斎の御用のほか、遠州好みの茶器を多数製作。松・桜など木肌を生かした茶器が多い。

◆土佐光貞
江戸中・後期の絵師。土佐光芳の次男。土佐光淳の弟。宝暦4(1754)年分家し宗家の兄とともに絵所預となる。寛政2(1790)年の内裏造営の際、宗家の土佐光時をたすけ、障壁画の制作にあたった。号は廷蘭。文化3(1806)年没、69歳。

◆堯州宗寛
江戸後期の臨済宗の僧。大徳寺379世。摂津生。法諱は宗寛、道号は堯州。大徳寺366世斗山宗枢に嗣ぐ。大徳寺住持となり、のち江戸品川東海寺輪番に転じた。天明7年(1787)年寂、70歳。

〔箱蓋裏〕
藤子香合
大内山以松木造之
前大徳堯州和尚筆
以金粉写 蝶画
土佐中太夫光貞筆
戸澤龍叟左近(印)

・共箱が付属します。
・径10cm、高さ3cm(最大幅。若干の誤差はご了承下さい)

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