城野宏 肉筆絵画 「尾瀬ヶ原」 トップ

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城野宏氏の貴重な肉筆絵画です。城野宏氏が亡くなられた後に奥様より譲り受けたと生前の父より聞いております。実家の整理に伴い出品致しました。形式 額縁入り作者 城野宏主題 尾瀬ヶ原主な画材 墨汁絵画サイズ 約38.5cm×約26.5cm額縁サイズ 約56cm×約44cm ×約2.5cm額縁のアクリル透明板に若干の擦りキズがあります。絵画そのものにはキズ等は見受けられません。◆ 城野宏氏の講演DVD「東西古今人間学」(非売品)をお付け致します。城野宏氏1913年長崎県生まれ。1938年東京帝国大学法学部政治学科卒業、野村合名会社調査部に入社、同年徴兵され中国へ渡る。41年陸軍中尉、第1軍参謀部。山西省政府顧問補佐官となる。1945年の日本の敗戦後も、祖国復興・山西独立を掲げ、山西の独裁者閻錫山と手を結び、李誠の名で毛沢東が率いる中国人民解放軍と戦う。49年捕虜となり禁固18年の刑を受ける。1964年解放され帰国。67年『山西独立戦記』を刊行。69年城野経済研究所を設立。70年日本教育文化協会理事長、産業新潮社会長。75年スポーツ会館理事長。体験と中国古典をもとに『三国志の人間学』、『獄中の人間学』、『挑戦の行動学』、『能力開発のすすめ』、『護身道』等、ビジネス書、自己啓発書を多く執筆した。1985年逝去。「大学を出ると、すぐに戦争につれてゆかれた。戦場で絵具箱やカンバスをかついでまわる訳にはゆかないから、矢立を図嚢の中に入れて歩いた。紙は巻いて折れないようにしなければ、もって歩けないから、結局支給品のチリ紙を使った。筆と墨での絵がはじまった。油絵を墨でかいたような絵であったが、筆の性質上、かなり線を使い、日本画、中国画の手法が混在していた。はじめは、水を使って濃淡を加減していたが、そのうちに、水を使わず、筆のタッチの強弱だけで表わすようになってきた。現在の絵の基礎はここからのようである。」 「ひとすじに 城野宏作品集」より

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